おはようございます。ウェブフォーアートのカニユカです。
ここ滋賀県は台風が過ぎても?(まだ来るの?)なんだかすっきりしないお天気です。
そして今週は祝日が多くなんだかあまり働いた感がなかった一週間でした。(※ちゃんと仕事してます)
現在、つり革広告の制作依頼をいただいており、
色校正が出てきたのですが、
印刷の色の出方というものの難しさを改めて感じています。
こちらは色見本を添付しているので、調整してもらえるよう交渉中です。
当社のチラシ、ショップカード、名刺も色んな印刷会社さんへ出して
色の違いを見てきました。
これは名刺です。
(写真の撮り方が下手なのは置いといて、)
B社の方がだいぶ赤みが強く出ています。
こちらはショップカード。
A社の方は、先ほどの名刺のA社と同じ印刷会社さんです。
どちらかというと名刺のA社とショップカードのC社が同じような色味で出ています。
このフライヤーが一番わかりやすいですね。
色の濃さが全然違います。
いずれもデータの色自体はすべて同じです。
(色の違いを見るため、色見本はつけていません)
紙によっても色の出方が違いますし、
上質紙と一言で言っても印刷会社さんによって手触りも全然違います。
パソコンで見える色と印刷の色は原理が根本的に違うので
パソコンで見えている色とまったく同じ色にすることは不可能でもあります。
だからこそ、印刷会社さんのクセを把握して調整したり、
紙へのにじみを考慮したりして、
出来る限りお客様の希望の色味を表現するということが求められるんですよね。
以前、印刷会社で製版の仕事をしていたのですが、
職人さんがインクを練り練りして悪戦苦闘しているのを思い出しました。
そう思うとこの世に色の正解はないのかもしれませんね。
私の思う「赤」とあなたの思う「赤」は違って、
「赤」にも濃い薄い、薄いとそれはピンクなの?と
もはや無限ループ!宇宙の神秘!
と、ロマンチックな気もしますが、仕事はシビアに。
ウェブフォーアートではホームページ制作だけでなく、
グラフィックデザインの依頼も受け付けております。
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